リビング新聞グループのマーケティングポータルサイト
リビングくらしHOW研究所

【働く女性REAL】夫婦のお財布事情➂ ~互いの財布の中身編~(2017年/全国)

ダブルインカムの夫婦は、お互いの収入やお小遣いについてどこまで知っているのでしょうか? 年代別に、また専業主婦、パートアルバイト主婦の家計と比較しました。 

夫に金銭感覚のギャップを感じる人が過半数。「定価で買う」「相談なく高いものを買う」など 

  • 夫の毎月のお小遣い額は、「1万円~3万円未満」30.1%がもっとも多い。
  • 夫のお小遣いを把握していない妻は約2割。妻の働き方別にみると、共働きのほうが、夫のお小遣いが多い傾向がある。
  • 妻のお小遣いは、全体では「1万円~3万円未満」が31.8%と最も多いが、 1万円未満がほぼ半数を占める。
  • ただし妻のお小遣い額は働き方による差が大きく、正社員等では3万円以上が全体の4割を占める
  • 夫と金銭感覚のギャップを感じることが「よくある」19.6%、「時々ある」36.9%。
  • どんなことにギャップを感じるかのFAでは、食料・飲料などを定価で買ったり、ATMの時間外手数料を気にしないといった“ちりも積もれば…”系が多い。
  • 家電や趣味に、相談なくまとまったお金を使うといったコメントも。被服費や外食などの価値観が違う夫婦も散見される。
  • 家計のことで、夫と意見が合わなくなったことがある人は34.1%。その内容についてFAで聞くと、金銭感覚のギャップと似ているものが多いが、「お小遣いの額」や、「レジャーなどお金の使い道」について食い違いが見られた。 

夫のお金事情を多くの妻が把握、夫も、妻のお金事情をそこそこ知っている 

  •  夫婦でお互いのお金事情を把握しているかについて聞くと、いずれも「妻→夫」が「夫→妻」を上回った。
  • 「収入」についての把握率が最も高く、妻の過半数が夫の収入を明確に知っていて、「おおまかに把握」を合わせると9割超。
  • 妻の収入を把握している夫は「明確に把握」「おおまかに把握」合わせて4分の3程度。
  • 夫の「お小遣い(自分で自由に使えるお金)」の支出と資産についても、妻「明確に把握」「おおまかに把握」が合わせて6割近く。  これらについても夫のほうがポイントは低いが、それでも4割強は把握している。

    【調査期間: 2017.06.30~07.09】
    【調査方法: 「リビングWeb」「シティリビングWeb」「あんふぁんWeb」
                      「ぎゅってWeb」でのアンケート】
    【調査対象:主婦(全国) 有効回答数 /1185】

データの2次利用についてのお知らせ

関連記事