- 収入を得る仕事をいつまで続けたいか?を聞くと、「全くわからない」が最多で26.9%。年代が上がるほど割合が高くなり、40代では約3割。現実がいろいろ見えてくる中で、老後のライフプランはまだ具体的にイメージできずにいるということか。 おおよそ定年(60~65歳まで)働きたいという人が、全体の34.7%。
- 職場の給与以外に収入がある人は13.5%。その年間金額は、「1万円~3万円未満」25.0%が最多。一方で、100万円以上という人が12.5%いる(ただしn=40)。
- 現在の職場が「副業NG」は、52.9%と半数以上。OKは12.1%。「分からない」という人も約4分の1いる。企業規模別では、従業員数50人以下の小規模の職場と、1000人以上の大企業で、副業OKなところがやや多め。 企業側の環境整備はまだまだ進んでいない。
- 職場で副業が認められていたら、パラレルキャリアに興味が「とてもある」「少しある」という人が7割超と、関心は高い。特に20代は83.0%とポイントが高い。
- パラレルキャリアに興味がある理由は、「収入アップ」60.6%、「現在の職場で働き続けることができなかったときの備え」43.7%、「定年後の備え」41.3%と、金銭面・生活の安定に関するものが上位に。
- してみたい副業は「在宅ワーク」58.2%がトップ。続いて、「パートタイム・アルバイト」39.0%、「別の企業で働く」28.6%と、現実的に実践しやすそうな働き方が上位に。20代では、「手作り品をネットショップなどで販売」「投資」「フリマアプリやネットオークション」「ブログやホームページ運営」など、ネット環境を活用できるものへの関心が高い。
- パラレルキャリアの実践について、不安なことは「時間の管理・捻出」62.0%、「副業の仕事をどこで探すか」46.0%、「体調の管理」39.9%など。FAを見ても、パラレルキャリアについての知識・情報が不足していて、具体的にイメージできない様子が窺える。
【実施日時: 7月26日(水)~7月30日(日)】
【調査方法: シティリビング公式サイト「シティリビングWeb」でのアンケート】
【調査対象: 企業で働いている40代までの女性(全国) 有効回答数 /297】