- 自分が「とても忙しい」「まあ忙しい」と思っている主婦は全体の約8割。特にフルタイムワークの主婦は「とても忙しい」が5割近くいて、「まあ忙しい」と合わせると94.9%。
- 特にストレスを感じる家事の上位は①部屋の掃除・片付け52.6%、②料理40.9%、③アイロンがけ35.8%、④洗濯物をたたむ・しまう31.9%、⑤風呂掃除31.1%。働いている人のほうが専業主婦よりストレスを感じているのは、「部屋の掃除・片づけ」「洗濯(洗う・干す・たたむ・しまう)」「ゴミ捨て」。
- 洗濯の担当は、約9割が「主に自分(妻)」。フルタイムワークの人は「夫婦で分担」「主に夫が担当」が多めだが、それでも2割弱。「本音では、夫にも洗濯してほしい」という人が4割近く。
- アイロンがけは「主に自分(妻)が担当」が約7割。夫がアイロンがけに関与している人は14.4%。 「本音では、アイロンがけを夫にもしてほしい」という人は4割超。アイロンがけを週1回以す る人が、全体の55.7%。一方で、「あまり」「全く」かけない人がフルタイムワーク主婦は4割近く、専業主婦でも3割近く。アイロンがけの頻度を減らしたい人は約6割。
- 洗濯を「1日2回以上」「ほぼ毎日」する人が、全体の8割超。フルタイムワーク主婦でも、7割超がほぼ毎日洗濯している。平日に洗濯する時間帯は、働き方で差があり、フルタイムワークの人は過半数が「18時台~23時台」。パート・アルバイトの人は65.6%、専業主婦は79.9%が「6時台~11時台」。
- 洗濯の頻度を「減らしたい」と思っている人が過半数。その理由は働き方で差があり、フルタイムワーク主婦のトップは「面倒だから」66.0%。パート・アルバイト主婦(58.9%)と専業主婦(63.4%)のトップは「水道光熱費の節約のため」。
- 「洗濯の仕上がりはある程度重視したうえで、できるだけ手間を減らしたい」という考えの人が、全体の4分の3程度。
- 洗濯物の洗い分けを「ほぼ毎回」している主婦は約3割。洗い分けられている率が高いものは「デリケートな衣類」62.1%、「汚れのひどい物」60.4%、「タオルやシーツなど大きい物」51.8%、「色物」40.5%。
- 洗濯やアイロンがけの効率化のためにしていることの上位は、①なるべくアイロン不要な服を買う45.8%、②すすぎ1回でOKな洗剤を使う37.9%、③洗濯機の時短機能を利用する32.3%、④ニオイ対策のできる洗濯洗剤や柔軟剤を使う28.5%、⑤まとめ洗いをする(分け洗いをやめる)28.1%。
- 手間を惜しんで失敗した経験を聞くと、約6割が「シミや泥汚れの部分洗いをしなかった」「色物と白い物を一緒に洗った」ことによる失敗を体験。
- 主婦の白系トップスの所持数は「3~5着」38.0%、「6~8着」21.3%がボリュームゾーン(平均5.6枚)。白系の衣服は3年未満で処分する人が6割近く。ほかの衣服より早く処分することが多いという人が約4割。
- 白系の衣服を処分する理由の1位は「全体的に色がくすんだ」で、約8割。次いで「目立つシミ」「襟首や袖口の汚れ」と、白系の衣服だとより目立つ汚れが上位に。白系以外の衣服を処分する理由の1位は「穴が開いたり、破れた」65.5%。次いで、「目立つシミ」59.3%、「全体的に色がくすんだ」55.4%。
- 衣服に落ちない汚れがついて、がっかりすることが「よくある」「時々ある」合わせて約8割。汚れの種類で最も多いのは、「食べこぼしなどのシミ」77.4%。次いで、「襟首・袖口などの汚れ」「くすみ」など、着ているうちに蓄積する汚れが上位に。
- 洗濯物の放置時間が長いと、汚れが落ちにくくなることを「知っている」が8割超
- 5年前と比べて、家事の効率化ができているかを5つのジャンルで聞いたところ、効率化できていない順に並べると①アイロンがけ81.1%、②掃除70.9%、③洗濯65.6%、④食器洗い58.1%、⑤料理58.0%。どの家事も半数以上の高い割合で、家事の効率化の難しさが窺える。
- 家事の中で頻度を減らしたいものの上位は「部屋の掃除・片付け」49.3%、「アイロンがけ」44.0%、「料理」36.9%。働き方別で比較すると、専業主婦は「食材の買い物」のポイントが高い。フルタイムワーク主婦と、パート・アルバイト主婦は「洗濯」のポイントが専業主婦より高い。
【実施日時: 8月2日(水)~8月6日(日)】
【調査方法: 「リビングWeb」「シティリビングWeb」「あんふぁんWeb」でのアンケート】
【調査対象: 同居する子どものいる、20代~50代の女性(全国) 有効回答数 /800 】