ここ数年、女性の労働環境は大きな変革期を迎え、働く母親が増加している。
そこで、イマドキのワーキングマザーの特徴を捉え直すため、全21問のWebアンケート調査を実施。ワークライフバランスやキャリア志向(仕事への意欲)などによりクラスター分析を行い、7つのクラスターに分類。その特徴を表した。
各クラスターの特徴
※自分や子ども、生活スタイルなどに関する全34項目を挙げ、自身に当てはまるかを聞いた中で、特徴的な項目を抜粋。〈 〉内は全クラスター中の順位
フルタイムワーク比率が大きい3クラスター
【セルフプロデュース型】 平均年齢39.0歳
「掃除や洗濯は効率よくできている」 51.8%〈1位〉
「掃除や洗濯はもう少し頻繁にしたい」 61.8%〈1位〉
「子どもにとってよいと思うこと・ものにはお金を惜しまない」 70.0%〈1位〉
「SNS(インスタグラムなど)をよく閲覧する」 50.9%〈1位〉
「いいと思うモノや情報があったら、周りの人に教える」 66.4%〈1位〉
【しゃかりきワーカー型】 平均年齢39.6歳
「体力的にしんどい」 61.2%〈1位〉
「精神的にしんどい」 51.8%〈1位〉
「子どもと過ごす時間が足りない」 72.9%〈1位〉
「子どもの教育に十分関われていない」 61.2%〈1位〉
【良妻賢母型】 平均年齢40.6歳
「おやつや食事・お弁当はできるだけ手作りしたい」 75.0%〈1位〉
「子どもの栄養バランスに不安がある」 54.4%〈1位〉
「商品やサービスを選ぶ際は安心・安全を重視」 64.7%〈1位〉
「ママである自分を楽しんでいる」 55.9%〈1位〉
パート・アルバイト比率が大きい4クラスター
【自分時間充実型】 平均年齢42.9歳
「世の中に広く関心があるほうだ」 50.7%〈2位〉
「好きなものにかける時間・お金は惜しまない」 40.8%〈3位〉
「基本的には価格の安いものを選ぶ」 59.2%〈2位〉
【今は家族優先型】 平均年齢37.9歳
「子どもと一緒にいろいろな体験がしたい」 91.1%〈1位〉
「子どもや自分の写真をよく撮る」 62.5%〈1位〉
「基本的には価格の安いものを選ぶ」 60.7%〈1位〉
【バランス+消極型】 平均年齢38.0歳
「料理メニューのバラエティーや見た目に不安がある」 56.2%〈2位〉
「料理や食事の準備は効率よくできている」 29.2%〈7位〉
「掃除や洗濯は効率よくできている」33.3%〈7位〉
【バランス+全力投球型】 平均年齢42.4歳
「商品やサービスを選ぶ際、安心・安全を重視」63.5%〈2位〉
「子どもと十分にコミュニケーションが取れている」57.1%〈1位〉
「子どもにとってよいと思うこと・ものにはお金を惜しまない」 69.8%〈2位〉
【実施日時】 2017年10月13日~10月22日
【調査方法】 Webアンケート
【調査対象】 ワーキングマザー(フルタイムワーク、パート・アルバイト者かつ
末子が学生)に該当する 501 件