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スペシャルコンテンツ自主調査レポート

ミセスの「節約」に関する意識と行動調査(2010年/全国)

 

■2年前(不況期より前)と比較した節約意識
・世界同時不況が起こったのは約1年半前の秋。それと比較して、「節約意識が高まったか」と聞いた。
・全体では75%以上が、節約意識の高まりを感じている。
・年代別では20代で「高くなった」との回答が多い。
・節約意識が「高くなった」人が比較的少ないのは、60代以上。
■今、節約を意識しているもの
・「節約意識が高くなった」人を対象に、どのような品目の節約を特に意識しているかを聞いた。
・全体では、食品と外食という、食生活に関するものが高い。
・僅差で衣料・ファンション、次いで水道光熱費。
・レジャーなどへの節約意識が、意外と低い傾向にあった。
■今、具体的にしている節約
・具体的な「節約」方法として挙げられたもので、一番多かったのは「水道光熱費の節約」で、次が「食費関係の節約」。
■あなたが感じる節約とは
・「節約」とは、自分にとってどんなことか、どんな意味があるのかを聞いた。
・全体で多かったのは「して当たり前のこと」という回答、「将来不安に備える手段」と考える人も多い。
・年代では、若い世代は「生活をより良く」「家族のため」「夢をかなえる手段」という前向きな考え方や、「主婦の責任」「がんばりたい目標」「やりがいがある」など、主婦としての自分のレベルアップに結び付くと考えている。
・年代が上になると「して当たり前」「将来不安に備える」に回答が集まっている。
■節約に対して、ストレスを感じることの有無
・節約に対するストレスを感じる人は、約半数。ピークは40代で、50代になるとガックリと減る。
■節約に対して、感じるストレスの内容(フリーアンサー集計)
・1位「欲しい・食べたい・行きたいをガマンすること」(428人)
■節約ストレスの解消のために、意識してやっていること
・1位「おいしいものを食べる(外食を含む)」(51人)、2位「スイーツなどを食べる」(40人)、3位「散歩・スポーツをする」(39人)
■節約ストレスの解消のために、ついやってしまうこと (フリーアンサー集計)
・1位「お菓子デザート類を買う・食べる」(178人)、2位「プチ衝動買い」(124人)、3位「外食」(52人)
■外食をやめて家で食べることの回数・外食が減ったこと (フリーアンサー集計)

・「外食」をやめて「内食」が増えた、と感じている人は約6割。特に若い世代で多く、20代では75%近くが、内食が増えたと考えている。
・その「外食が減った」コトに対しても、「良いことだ」と前向きにとらえている主婦が半数以上。
・中では40代で「どちらともいえない」「残念なこと」と考える人が多い。
■外食が減って家で食べることが増えたことについて
・家で食べることが「とても増えた」と回答した人では、1位「体に良い・安全」(107人)、2位「お金がかからない」(94人)、3位「家族のコミュニケーションが増えた」(88人)となった。
■家庭での食事で、特に「大変」だと思うこと
・節約と内食の増加傾向の中で、特に主婦が、食事作りにかかわることで、大変だと思っていることが何かを聞いた。
・すると、特に大変なことは「メニューを考えること」と「皿洗いなどの後片付け」という、「料理の前・後」に集中する結果となった。
・切る、下ごしらえすり、煮る・焼く・揚げるなど、調理自体への「大変さ」への意見は、比較的、少なかった。

 

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<調査概要>
【調査日 : ① 2010年3月25日(木)~29日(月)・②2010年4月1日(木)~4日(日)実施 】
【調査対象 : ①PCサイト「えるこみ」ユーザー ②ケイタイサイト「シュフモ」ユーザーの主婦(全国)】
【調査方法 : WEBアンケート 】
【有効回答人数 : 全国の既婚女性 2224人 】
【担当 : 藤田】

 

<回答者プロフィール>
【年代 : 20代 25.3%、30代 35.5%、40代 24.5%、50代 9.8%、60代以上 4.9% 】
【職業 :専業主婦 62.1%、パート・アルバイト22.4%、フルタイム12.4%、その他3.1% 】
【居住地域 :北海道2.4%、東北4.5%、関東46.9%、北陸1.3%、甲信1.2%、東海5.6%、近畿27.2%、中国3.2%、四国1.9%、九州5.6%、沖縄0.2%】
【子供の有無 : あり 74.9%、なし 25.1% 】
【末子年齢 : 未就園児54.2%、小学生 14.8%、中学生 5.1%、高校生 5.3%、高校卒業以上・社会人20.6% 】

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