■ミセスの友達観と人数
・『親友』は、「なんでも話せる、自分をさらけ出せる、家庭の事情を話せる、たまにし か会えなくても少し話しただけでお互いの気持ちをすぐに理解しあえる」、「友達を招く ときは、念入りに準備するが、親友なら多少散らかっていても平気」、「ふざけあえるの が友達」などの声のように、「親友」のほうが精神的に深い人間関係を築いている。「親 友」と比べると、「友達」には精神的に距離を置いているが、接触する回数は多い傾向に ある。
・「バカトークしてストレス発散、リフレッシュする」など、「友達は(夫よりも)必要 」な存在。
・「親しき仲にも礼儀あり」という声も多い。ミセス世代では、付き合い方に大人の節度 もある。
・親友の人数は1~3人が67.0%。友達は15人までが80.9%。親友との出会いは、64.4%が 学生時代で、高校時代が最多。
■親友・友達との接触(1) メール>電話>会う
・メール>電話>会う の順。親友よりも、友達のほうが身近である傾向。
■親友・友達との接触(2) 連絡ツール(年代別)
・メール、電話の利用については年齢差が大きい。50代・60代で、電話の利用が極端に多 く、メールの利用は極端に少ない。
■親友・友達への打ち明け話、相談で見えたミセスの悩み
・約7人に1人が「親友」に恋愛の相談がある。20代では特に多い。
・夫・人間関係、病気などについては、「親友」には50%前後の人が相談するが、「友達 」には30%前後。
・「親友」「友達」で、ほとんど差がないのは、子供に関する相談。
・性生活については「親友」相談する人が、「友達」の5倍。
■親友・友達とすること(1) ジャンル
・多い順に、ランチ、買い物、レジャー、ディナー、お酒を飲みに行く…と続く。
■親友・友達とすること(2) 外食/ランチ・ディナー・お酒
・「ランチ」の理由は、「夫に配慮」「夫に迷惑をかけない」「時間的に近場で」など。 「お互いの夫に迷惑をかけないよう土・日を避けて昼間」で、予算は1,000円~2,000円が 62.7%。
■親友・友達とすること(3) レジャー
・上位から順に、映画館、コンサート・音楽フェス、美術館・博物館、遊園地・テーマパ ーク、温泉レジャー施設、祭り、バーベキュー…と続く。
■親友・友達とすること(4) レジャー(年代別頻度)
・コンサート・音楽フェスや美術館・博物館は60代以上で、祭りやバーベキューは20代が 群を抜いて多い。
■親友・友達とすること(5) 国内外の宿泊旅行
・ここ1年間で、「親友」や「友達」と行った旅行の種類は「国内旅行」が73.3%。
■友達との共同購入について
・「親友」や「友達」と一緒に、商品を共同購入したり、共同でサービスを受けることが 「ある」人は17.0%と少なめ。
■親友や友達と交換する情報
・友達と「新しい店・施設」についての情報交換をしている人は7割近い。その中でクチ コミが役に立つと思っている人が50%を越える。次いで、「健康・病院」「料理」の情報 交換が5割以上。
・特売・お買い得情報、子供に関する情報は、情報交換する人の中では、クチコミが役に 立つと思っている人の割合が高い。
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<調査概要>
【調査日 : 2009年8月20日(木)~2009年8月23日(月)実施】
【【調査方法 : WEBアンケート 】
【有効回答人数 : 計 1186人 (回答者から既婚女性のみを抽出し集計)】
【担当 : 今野】
<回答者プロフィール>
【年代 : 20代 6.0%、30代 36.9%、40代 32.4%、50代 17.1%、60代以上 7.6% 】
【職業 : 専業主婦 62.1%、パート・アルバイト21.4%、フルタイム13.3%、その他3.1% 】
【居住地 : 東京都18.0%、神奈川県13.4%、千葉県8.0%、埼玉県 5.1%、大阪府16.1%、兵庫県12.2%、その他27.1%】
【子供の有無と末子の状況 : 未就学児28.2%、小学生14.8%、中学生5.3%、高校生5.6%、高校卒業以上・社会人22.3%、子供なし23.6%】