・親の家についての悩み、40代以下は「今はまだ大丈夫だが将来が心配」が8割弱。50代は「問題が起きていて今まさに悩んでいる」が4分の1、60代以上では「以前は大変だったがひと段落した」が4割に達しており、親の家問題の“心配“が50代~60代に具体的な“悩み“になり、課題解決のプロセスを経てある程度収束していくという流れが読み取れる。
・全体の約1割、「今まさに悩んでいる」層の22%、「ひと段落した」層の15%が、現在親の家が「誰も住んでいない“空き家“になっている」と回答。「ひと段落」層では「売却した」が33%を占め、「資産運用中」は3%と少ない。
・親の家が空き家になっている人に今後どうしたいかを聞いたところ、全体の45%、「今まさに悩んでいる」層の63%が「売却」を希望。いつくらいまでに対応したいかでは全体の4割が「わからない」と手をつけかねている様子が窺えた。
・親の家の悩みについて親や兄弟・親せきと話し合ったかでは、「今まさに悩んでいる」層では「何度も話し合っている」という回答は19%に対し、「ひと段落」層では42%。親の家問題は親や兄弟とともに考えていく必要がある。
・以前は大変だったがひと段落ついた人が、かつて親の家で最も悩んだことは「片付け」が1位。「業者に頼んだが、トラック一杯で20万円ほどかかり、積みきれないものは兄弟で手分けして一年がかりで粗大ごみに出した」「高齢になるにつれて鈍って行く親の動きや思考。少しずつでも不要品を整理したいと思ってもなかなか進まず。半ば強制的にきつく言って片づけたが、名残惜しそうな親の様子は見ていてつらかったし、かわいそうな気がして常に悩みながらの作業だった」など切実な声が多数。
・親の家について知りたいこと、思うことのフリーアンサーでは、「できれば生前に整理してほしいが、どう伝えたら行動してくれるのかわからない」「親世代でお金に換えるなり、処分してもらうにはどうしたらいいか」「兄弟間のコミュニケーションがとれておらず、将来話し合いが上手くできる気が全くしない」など、気にはなっているものの、デリケートな問題だけに本人や兄弟とどのように話をすればいいのかわからない、前向きに話し合うコツや動いてもらうコツを知りたいという声が多く寄せられた。
【調査期間: 2018.04.25~05.06】
【調査方法:リビングWeb・シティリビングWeb・あんふぁんWebにてWEBアンケート】
【集計数:親の家に関する悩みがある(あった)女性715人(平均年齢:45.48歳)】
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