リビング新聞グループのマーケティングポータルサイト

くらしHOW研究所

スペシャルコンテンツ自主調査レポート

食品の廃棄についてのアンケート(女性/2018年/全国)

・食品・食材を食べきれず(使い切れず)捨てることがある女性は全体の約半数。年代が上がるほど捨てる割合が下がり、20代・30代は約6割、40代・50代は約5割、60代以上は約4割。

 

・食べきれず(使い切れず)捨てがちな食品・食材は「野菜」が81.3%と圧倒的。次いで「ドレッシング・たれ」36.1%、「調味料」31.2%。「肉」や「魚」は傷みやすいという意識が強いせいか全体の1割以下。

 

・捨てた理由は、野菜が多いせいか「カビが生えたから・腐ったから」52.5%、「色やにおいが変わったから」49.0%が高く、もう食べられないところまでおいての判断が多い。

 

・最近捨てた食品・食材のFAでは、「キャベツ」「ドレッシング」「牛乳」「きゅうり」「もやし」という声が多数。約7割の女性が捨てた時に「もったいないので次は捨てない工夫をしたい」と感じている。

 

・作った料理を捨てることがある人は約4割と、食品・食材より1割ほど少ないが、やはり若い年代ほど捨てる率が高い。

 

・作った料理を捨てる理由は「食べようと思っていたが時間が経ってしまったから」が最も多く、小さな子どもがいる割合が高い30代は「家族の偏食・好き嫌い」(24.0%)が目立つ。

 

・食品ロス問題に関心が「ある」or「まあある」女性は全体の約9割とほぼ全員。特に60代以上は関心が高い。

 

・食品ロスを出さないために日頃やっていることでは、食材を捨てない人は捨てる人よりも「捨てるかどうかを自分で判断」「消費期限をこまめにチェック」の割合が高い。大切なのは、食材をうまく保存し、状態を見ながら使い切る力をつけることかもしれない。

 

・食品ロス解消に関するアイデアや意見を聞いたFAには、「早めの割引を」「肉や惣菜はもっと小パックのものがほしい」「今年の恵方巻のような、作りすぎはやめて」という要望がたくさん寄せられた。

 

【調査期間: 2018.05.30~06.03】

【調査方法:リビングWeb・シティリビングWeb・あんふぁんWebにてWEBアンケート】

【集計数:女性1606人(平均年齢:45.04歳)】

女性を起点に、夫、子ども、親世代などあらゆる層にアプローチ

リビングの生活者ネットワーク

参加者約1,301,000

媒体への共感と信頼をベースに、調査やプロモーションに積極的に参加し、時に情報発信者にもなるメンバーがそろい、
各種調査だけでなく、プロモーション活動全般の基盤となります

詳しく見る

リビングくらしHOW研究所のマーケティングデータを
商品の開発やサービスの改善に生かしませんか?お気軽にご依頼・お問い合わせください

お問い合わせ/調査等のご相談 データの引用・転載方法
電話でのお問い合わせ03-4332-7790