ここ数年、女性の労働環境は大きな変革期を迎えている。 「女性活躍推進」「働き方改革」などによりワーキングマザーが増え、少子高齢化により長く働くことの必要性も高まっている。 そんな中、イマドキの働く女性たちの仕事観やワークライフバランスはどのように変化しているのか?
今回は、30代独身の働く女性の特徴を捉えるため、ワークライフについての意識や実態を、全26問のWebアンケートで調査。
仕事の意欲・向上心や、結婚・出産意向などにより、クラスター分析を行い、5つのクラスターに分類した。ここでは、タイプ別の仕事観についてレポートする。
いずれはワーママ型(構成比38.3%)
結婚・出産に積極的で、今の会社でワーキングマザーになることを想定しているタイプ。仕事は職場環境重視で、キャリアアップは無理なくできればという人が多数。
【仕事をする上で目指していること】
仕事もライフもアクティブ型(構成比16.9%)
しっかり働き、好きなことを楽しむタイプ。結婚はやや後回しにしている人が多い。自分の成長・やりがいなど、多くのものを求めて仕事に意欲的。
【仕事をする上で目指していること】
仕事もライフもマイペース型(構成比26.0%)
仕事は淡々とこなし、現状維持志向が強いタイプ。結婚は機会があればと思っている。仕事で主に目指しているものは、収入(将来への備え)や、できるだけストレスなく働くこと。
【仕事をする上で目指していること】
フリーに私らしく働きたい型(構成比9.1%)
好きなことを仕事にして独立し、結婚・出産しても両立できれば…と考えている人が多いグループ。現在の職場で長く働く意向は低いものの、独立にも役立つスキルやノウハウの習得、社会貢献に意欲的。
【仕事をする上で目指していること】
できれば専業主婦型(構成比9.7%)
結婚・出産を機に仕事を辞めたい人がほとんど。キャリア志向は低いものの、上司や周囲の評価や、サポート的立場で役立つことにやりがいを感じる傾向。
【仕事をする上で目指していること】
【実施日時】 2018年1月31日~2月4日
【調査方法】 シティリビングWebでのアンケート
【調査対象】 全国のフルタイムワークの女性(30代独身) 200件 ※各タイプのサンプル数を40 としてウエイトバック集計
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