小中学生の子どもを持つ母親、全国312人に今年のバレンタイン事情を調査した。
全体に、娘がチョコを渡した相手は圧倒的に仲良しの女子。かろうじて半数を超えたのが父親で、男友達は本命もトモダチも2割前後にとどまった。娘が用意したチョコの数も、義理でさえ男子には2個以下がほとんどなのに対し、友チョコは5~10個がトップ。チョコを11個以上用意した子も4人に1人の割合で、中学生に至っては31個以上用意した子が4人に1人(中学生ではクラスメートの女子全員に渡した子も5人に1人と多い)。
因みに息子を持つ母親に、もらった数を確認したら、4割が0個、1~2個が37.7%で、義理も含めて3個以上もらえたモテモテ君は15%に過ぎない(5%は不明)。
小中学生の世界では女子だけで完結してしまうバレンタインだが、母親は大変なことになっているようだ。チョコの準備に全く関わっていない母親は、わずか11.7%。一緒に手作りが半数以上で、一緒に購入が2割、フルタイムで働いていようが関係なく巻き込まれている。
手作り派は、チョコクッキーやブラウニー、フォンダンショコラなど凝ったものを最大で200個作った人も(平均で33.6個)。買い物から予行演習、前日は夕食抜きで深夜までかかったなど手間も大変な上、材料費やラッピングなどバカにならない出費で、一緒に手作りする時間が嬉しい反面、行き過ぎでは?と疑問視する声も。
友チョコの交換になっている分、ホワイトデーは何もしないとする母親が多いが、男の子はお返しが必要。今度は息子と一緒にクッキーを手作りする役目が、母を待っている。
<調査概要>
◆調査期間: 2013年2月21日~2月24日実施
◆調査方法: リビング新聞公式ウェブサイト「リビングWeb」にてWEBアンケート
◆調査対象:小中学生の子供がいる主婦
◆サンプル数:312件
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