全国の女性1636人に、年末年始の過ごし方や気持ちについて聞いた。
【大晦日から年越し、元旦は誰と、どこで過ごすか】
2017年の大晦日、そして今年の大晦日の予定、ともに、一緒に過ごすのは、「夫」「子ども」「自分の親」がトップ3だが、既婚者は「自分の親」が16%台、「夫の親」が13%前後。元旦も、ほぼ、同様の傾向。
【年末期間や年越しに行うこと】
上位の「大掃除」「テレビ特番を見る」「正月の買い出し」「おせち料理の用意」「正月飾り」「鏡餅」は、2017年の年末に行ったと、今年の年末に行う予定とのポイント差異はわずかだが、年代別に見ると「大掃除」は、20代以下、30代、50代でやや、ポイント差異がある。昨年やらなかったから今年こそ、と思っているのか、この調査をした11月上旬の時点では、やる気満々なのか?
世代によって差が出たのは、「おせち料理の用意」「正月飾り」「鏡餅」のいわゆる新年を迎える準備。20代、30代は帰省する人が3割を超えるため自身で用意することが少ないのかもしれないが、40代、50代でも、 「正月飾り」「鏡餅」 を飾る人は半数を下回る。昨年行ったかどうかとのポイント差も少ないので、用意する習慣がない人は一定数いるようだ。
【お正月期間に行うこと】
「お雑煮を食べる」「おせち料理を食べる」「初詣」「テレビのお正月番組を観る」「お年玉をあげる・もらう」が4割を超えるトップ5。
全体と比較して、年代の特徴が5ポイント以上の差異で出た項目は、60代以上で「お雑煮を食べる」「おせち料理を食べる」 」「テレビのお正月番組を観る」「お屠蘇を飲む」。20代以下で「初詣」「バーゲン」。30代は「帰省」だった。
【新年の挨拶・メッセージの送り方】
複数回答で聞いたところ、「年賀状を郵送」77.9%、「メール」36.0%、「LINEやメッセンジャー」27.0%、「SNSのタイムラインに投稿」7.0%。30代、40代、50代は、年賀状郵送が8割前後に加え、メール3~4割、 LINEやメッセンジャー2割~3割と、複数の手段を使い分けている。
【年末年始は楽しみか】
「楽しみ+どちらかというと楽しみ」は70.3%。「楽しみ」は年代が上がるにつれ、減っていく。楽しみな理由としては、 「ゆっくり過ごせる」「家族・親戚との団らん」「美味しいものが食べられる」など。
「気が重い+どちらかというと気が重い」は29.7%。理由は「掃除や準備、家事で休むヒマもなく忙しい」「夫の実家で過ごすのが気が重い」「出費がかさむ」など。
楽しみに思えるかどうかは、どれだけゆっくり過ごすことができるかが、大きい。
【2018年はどんな年だったか? 漢字1文字で表すと?】
「良い年だった+まあ、良い年だった」60.8%。30代以下は、「良い年だった」が3割を超える。
2018年を表す漢字は、「楽」が1位。その理由では、「ラク」は少なく「楽しい1年が過ごせた」を挙げる人が多い。同数で1位は変化の「変」。そして僅差で3位は「忙」。理由には、仕事・家事・育児・地域の活動に忙殺される女性たちの悲鳴の声があがっている。
【調査期間】 2018.10.31~11.04
【調査方法】 「リビングWeb」「シティリビングWeb」「あんふぁんWeb」でのWEBアンケート
【集計数】 女性1636人(平均年齢:44.9歳)
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