【働く女性REAL】女性の3大健康トピックと仕事の関係〈更年期〉
更年期障害の出方は、千差万別
本人も周りも知識が必要
- 40代~50代の女性822人への調査では、8割以上が更年期に起こりやすい身体的、精神的症状を自覚しているが、それが、プレ更年期・更年期のせいだと思っている人は4%。「分からない」という人も35.7%おり、原因がよく分からないまま過ごしている様子。
- 何らかの症状がある人を対象に、仕事への影響を聞いた。仕事に影響があると感じている人は3%で、その時のパフォーマンスに点数をつけると、平均57.7点と健康時の半分程度と自己評価は低い。
- 仕事に影響が出ていることについては、「思い通りに仕事ができないので悔しい」が6%と半数を超えている。影響の内容は「集中力の低下」「効率が悪い」が多く、それに伴って以前よりも「ミスが多くなった」という声が見られる。
- 20代・30代の女性に比べて再就職組が多いこの世代、働き方はパート・アルバイト、職種は販売・サービスが多いこともあり、「調子が悪くても休暇や、ちょっとした休憩ですら取りにくい」といった声も散見される。
- 「職場内で自分の状況を誰にも話したことはない」は3%。同年代の女性以外には、話せないのが実状だ。
くらしHOWマガジンvol.13 p.6-7
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