妻がフルタイムワークでも、洗濯は「ほぼ妻がする」が4割超
パパが洗濯する理由は「妻の負担を軽減したい」がトップ
- 共働きパパに、家庭の洗濯事情を聞いた。洗濯を部分的にでも担当しているパパは50.5%。「ほぼ妻がする」という人が49.6%。妻がフルタイムワークの場合は、夫が関与している率が57.7%と比較的多いが、それでも4割超は「ほぼ妻がする」。
- 夫婦で分担している人に、分担方法を聞くと、「特に決めておらず、できるほうがやる」45.8%が最多。「洗濯の工程を分担」している人は33.9%で、最も担当している工程は「干す」(75.0%)。次いで、「取り込む」50.0%、「洗う」「たたむ」が各35.0%。
- 洗濯をする理由は、「妻の負担を軽減したい」50.8%がトップ。続いて、「作業をする時間・タイミング的に、自分がするほうが効率がよい」29.5%、「家族のために洗濯するのは当然」26.2%と、協力し合って家事をやりくりしようと思っている様子がうかがえる。「家事の中では好きな作業」と思っている人も約4分の1いる。
洗濯するパパの約8割は、妻が自分の洗濯に「満足・まあ満足」していると思っている
妻から言われたことがある要望は「洗濯機に入れる洗濯物の量が多すぎ」「干し方がきれいではない」
- 妻の洗濯方法や仕上がりに「満足」している人は46.2%。「まあ満足」も47.1%いて、「やや不満・不満」はわずか6.7%。
- 洗濯するパパに、自分の洗濯方法や仕上がりに妻が満足していると思うかを聞くと、「満足」23.0%、「まあ満足」55.7%と、わりと評価されている自信あり。
- 洗濯するパパが、妻から言われたことがある要望・注意の上位は「洗濯機に入れる洗濯物の量が多すぎる」23.0%、「干し方がきれいではない」21.3%だが、どちらも2割台とそれほど多くはない。「要望や注意を言われたことはない」という人も23.0%いる。
洗濯するパパの46%が洗濯用洗剤選びに、87%が洗濯機選びに自分も意見する
- 洗濯用洗剤選びは、「妻に任せている」が全体の約7割と多数派だが、3割近くは自分も意見もしている。自分(夫)が洗濯に関与しているパパのほうが、洗濯用洗剤の購買意思決定に関わっている率が46.0%と高く、ほぼ妻が洗濯する人と比べると約34ポイント多い。
- 家庭で使用している洗濯機の種類は、「縦型洗濯機(簡易乾燥機能付きを含む)」38.0%がトップ。「ドラム式洗濯乾燥機」は全体では23.1%だが、妻がフルタイムワークの場合は26.9%とやや多い。
- 洗濯機を買うとした場合、夫婦でどのように決定するかを聞くと、「下調べから決定まで妻がする」25.6%、「下調べから決定まで夫婦でする」23.1%、「下調べから決定まで夫(自分)がする」14.9%の順でポイントが高い。洗濯機購入に自分(夫)も関わっている場合が7割超。
自分(夫)が洗濯に関与している場合、 「下調べから決定まで妻がする」人は13.1%で、大半は洗濯機購入に自分の意見も反映されている。
調査期間:2019年6月1日~2日
調査方法:Webアンケート
調査対象:全国の共働きのパパ(同居する子供が社会人のみの場合を除く)
集計数:121