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くらしHOW研究所

スペシャルコンテンツ40's~60'sマーケット研究室

40’s-60’sミドルエイジ ファッションについてのアンケート
半数がプロがコーデするレンタルサービスに興味あり

40代以上の女性を対象に、ファッション・洋服の選び方、購入方法などを調査した。

◆洋服を購入する場所  40~50代前半はショッピングモール、50代後半以上は百貨店派が多い。ネット通販は3割から4割
洋服を購入する場所は、「ショッピングモール」「駅ビル・ショッピングビル・ファッションビル」「ネット通販」「百貨店・デパート」の順「ショッピングモール」 は40代~50代前半が7割前後、 「百貨店・デパート」 は40代は25%と1/4程度で年代が上のほうが利用率が高い。働き方別で見ると、フルタイムワークの「駅ビル・ショッピングビル・ファッションビル」「ネット通販」「百貨店・デパート」の利用が、他のセグメントよりも多いのが特徴

◆ファストファッションでの購入 ミドル女性の利用率が高いのはユニクロ
「ユニクロ」で「購入しない」は、60代前半までは2割を切り、ミドル女性の利用率は高いといえる。「GU」「しまむら」は、50代前半までは、購入する(よく+たまに)と購入しないがほぼ半々、「GAP」は購入する(よく+たまに)が約3割~4割

◆実店舗とネットで洋服を購入する割合
「ネットで洋服は購入しない」は40代から60代前半までは2割台後半から3割台前半。ボリュームゾーンの割合は、実店舗購入9:ネット購入1

◆洋服選びで重視するポイントは「若く見える」より「老けて見えない」が大事
全体では「着心地が楽」がトップで約7割だが、年代別で見ると60代は8割以上と高い。「体型の気になる部分をカバーできる」は50代まではほぼ5割、60代では6割。「素材の良さ」は年齢があがっていくにつれて重視する率もあがっていく。そのほか年代別の特徴としては、40代後半の「プチプラ重視」、60代の「老けて見えない重視」が特徴。「老けて見えない」 に対して「若く見える」はいずれの世代でもあまり高くない

◆洋服でカバーしたいと感じる気になる部分は「お腹・腰まわり」が圧倒的
どの年代も「お腹・腰まわり」が圧倒的で7割前後。次いで「お尻まわり」は50代まで3割~5割。「二の腕」「ウエスト」は3割~4割

◆洋服選びで困っていること、迷いが多い40代
全体では「自分の年代に合ったスタイル、ショップが見つけられない」40.4%、「着たいと思う服が見つけられない」34.3%、「コーディネートがうまくできない」30.9%がトップ3で洋服選びに悩んでいる様子が見てとれる。中でも、40代で「コーディネートがうまくできない」「何を着たらいいのか分からない」が他の世代よりもポイントが高い。アドバイスを求めている世代といえそう

◆トレンドやコーディネートの参考にするのは「実店舗の店頭」が圧倒的。40代前半はブログ・SNSも参考に
各年代とも圧倒的なのは、「実店舗の店頭」。ファッション雑誌は50代までは、3割前後。40代前半はブログ・SNSが24.0%と上の世代比べ、グッと多くなっている

◆2割から3割がファストファッションを利用しメリハリファッションを楽しんでいる
この1、2年で「価格の高いものと安いものを取り混ぜて買うようになった」は2割から3割。ミドル世代も、ファストファッションを上手く利用しメリハリをつけて買い物をしているようだ

◆この1、2年で「洋服購入頻度が減った」と「変化はない」が、ほぼ、拮抗
「購入頻度が減った」と「変化はない」が、どの世代でもほぼ、拮抗。「頻度が増えた」はどの世代でも1割前後と少ない

◆プロのスタイリストがコーディネートした洋服を借りられるファッションレンタルサービス、60代前半までは半数が興味あり
60代前半までの内、50代後半以外の各世代で「興味あり」が半数を超えた。「利用したことがある」は40代後半に1人、50代後半に1人いたが、いずれも「若い人向けだった」という感想。洋服選びに悩むミドル世代向けにプロがアドバイスしてくれるサービスへのニーズはあるかもしれない

◆お腹やお尻は隠したい…でもやり過ぎは同世代から見ても“おばさんっぽい”
同世代ながら、他人のファッションが「おばさんっぽいと感じたことがある」人は50代までで半数前後、60代では6割台に達した。具体的な内容のフリーアンサーで目立ったのは、体型隠しがかえって太って見える、だらしなく見える、など。また、若い人向けのファッション、昔のままのスタイルへのNG意見も頻出。年齢相応、時代相応のトレンドの取り入れ方は難しい。60代では、柄ものの選び方や組み合わせを指摘する声が目立った

調査期間: 2019.6.20~6.25
調査方法: 40歳以上のリビングパートナーへのWeb調査
集計数 : 800人 

女性を起点に、夫、子ども、親世代などあらゆる層にアプローチ

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