2024年のブラックフライデーが、近づいてきました。
株式会社サンケイリビング新聞社および株式会社リビングくらしHOW研究所(ともに本社:東京都新宿区、代表取締役社長:穴沢広夢)は、2024年10月、地域情報サイト「リビングWeb」の関西のユーザーを対象に年々盛り上がりを見せる「ブラックフライデー」についてアンケ―トを実施。合計で921人の回答を得ました。
そのうち、女性694人のデータを集計したレポートを公開します。
昨年、関西の女性は、ブラックフライデーをどう活用したのか、ブラックフライデーの買い物熱はどこまで高まってきているのかを探ります。
・調査方法:リビング新聞の公式サイト「リビングWeb」のメール会員へのWEBアンケート(関西)
・アンケート回答数921人(男性223人、女性698人)、うち関西在住女性694人を集計。平均年齢53.9歳
■「ブラックフライデー」セールを知っている人は70%以上
けれども、実際に利用した人は、半数以下の46.6%
スーパーなどでも年々盛り上がりを見せている、日本の「ブラックフライデー」セール。実施店舗はどんどん拡がりを見せ、定番のセールの一つとなってきています。
とはいえ、どこまで知っているのでしょうか?
「フラックフライデーセールを知っていますか?」との回答は以下の通り。
72.8%が知っていると答えていますが、まだまだ「知らない」人も多くいます。
Q1 「ブラックフライデー」セールを知っていますか?(n=694)
なかには、「ブラックフライデーがいつなのか、あまり把握できておらずいつも行ったときに偶然開催されていることが多いです」(36歳)なんて人も。
では、利用状況はどうでしょう。
2023年、ブラックフライデーセールを利用したかどうかを聞いた結果が以下のグラフ。
Q2 「ブラックフライデー」セールを利用しましたか?(複数回答。n=694)
半数以上が利用していないと回答。もっとも利用しているのは、ECサイト。次いで、ショッピングモールやショッピングセンターという結果でした。
大規模なPRが展開され、ブラックフライデー当日・11月の第4木曜日の翌日が近づくと、テレビCMやWeb、交通広告などで頻繫に「ブラックフライデー」という言葉を目に耳にしますが、実際に買い物をするまでにはまだまだつながっていないよう。
ECサイトでのセールが多く、リアル店舗では、一部ショッピングモールでの取り組みとなっていたところも利用者がそこまで多くない一因かもしれません。
実際には、どんなお買い物をしているのか…。
実際に購入したものを聞いた結果がコチラ。
Q3「ブラックフライデー」セールで、何を購入・利用しましたか?
(複数回答。n=319)
年末が近いことや、割引率の高いセールでもあることから、家電などの大型商品を購入する人が多いのではないかと予想していましたが、実際は、食品・飲料、日用雑貨が多く、日常使用するものをお得にまとめ買いするという使われ方が大半のよう。本家・アメリカのように、クリスマスプレゼントや年末年始の準備という色合いは薄いように見えます。
そのため、利用金額も5000円以下が大半。とはいえ、5万円以上を使った人も4.1%。高額消費者のほとんどは、ECサイトでの購入で、中には、電動アシスト自転車を購入したという人もいました。
Q4 「ブラックフライデー」セールでいくら使いましたか?(n=319)
2024年のブラックフライデーは11月29日。12月直前で年末商戦とも重なり、盛り上がりが予想されます。
ブラックフライデーに期待することのフリーアンサーを見てみると、
●物価高騰が止まらないので、値の張るものが割り引かれることを期待している(57歳)
●普段なかなか購入しにくいちょっと高価な贅沢品が少しお得になっていれば嬉しいです(48歳)
など「高額商品の割引」が求める声が多く挙がりました。例えば、大型の家電製品や家具、オーディオ製品など、生活の質を高めるためのちょっぴり”特別”なものを「大幅値下げ」で手に入れられることを期待しています。
一方で、
●切実に…食料品を安くしてほしい!!(43歳)
●高額商品ではなく安い商品も値下げしてほしい(55歳)
●普段は買えないような高級なお菓子などが特価で買えればいいなぁ(47歳)
●食品や日用雑貨がやすいと嬉しい。助かる(46歳)
など、値上がり、物価高が続いているだけに、日常の買い物の「大幅部引き」を期待する声が多数。
「ずいぶん買い控えしていたので、財布のひもが緩むほどセールをして欲しいです」(67歳)「楽しいイベントやお得な目玉商品を楽しみにしています」(33歳)という、期待の声にこたえられるセールになるのか、今年のブラックフライデーの展開に注目したいですね。
■株式会社サンケイリビング新聞社
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暮らしに役立つ生活情報を発信するフリーペーパー「リビング新聞」、オフィスで働く女性に特化した共感型メディア「シティリビング」の発行をはじめ、新聞・雑誌の発行、出版、放送、インターネット等を含めたコンテンツ全般に関する事業を展開。
■株式会社リビングくらしHOW研究所
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