2025年4月13日に始まる「大阪・関西万博」。関西圏と首都圏在住の女性を対象に調査を行ったところ、両地域で明確な意識や行動傾向の違いが見られました。
また、どちらの地域でも事前情報の不足から「どうにも気持ちが盛り上がらない」という傾向も見られます。開幕後にポジティブ情報の発信が増えるのか否かで、今後が占えそうです。
・調査方法:リビング新聞の公式サイト「リビングWeb」のメール会員へのWEBアンケート
・回答数1905人、うち首都圏在住女性322人、関西在住女性535人を集計
※「首都圏女性で「大阪・関西万博に行く予定」と回答した人数は44人のため、一部参考値となります。
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■回答者プロフィル
■ あなたは「大阪・関西万博」に行きますか?
関西圏では「行く予定」と答えた人が約5割と、万博への関心が比較的高く、地元イベントとしての意識が強いことがうかがえます。一方、首都圏では15%ほどにとどまり、関心の薄さが顕著です。
■(行く予定のない人・未定の人)その理由は?
首都圏では「遠い」という距離的なハードルを理由に挙げる回答が目立ちました。関西圏では「入場チケットが高い」「混雑が不安」が主な理由となっています。また、首都圏と比較して情報量が多いのにもかかわらず、「詳細がよく分からない」という理由を上げた人が多いのも、気になるところです。
■ (行く予定の人)いつ行く予定ですか?
訪問予定時期は関西圏では「会期前半」に行きたいという声がやや多く、早めに体験したい意向が見られ、首都圏では6月~8月がボリュームゾーンに。
■ (行く予定の人)誰と行く予定ですか?
同行者はどちらの地域でも「家族」が最多ですが、関西圏では「友人と」や「一人で」も一定数あり、気軽な外出先として捉えられている傾向が読み取れます。
■フリーアンサーでは「広報不足」を指摘する声が多数
「大阪・関西万博」について知りたいことFAで聞いたところ、関西・首都圏のどちらでも「広報不足」を指摘する声が非常に多くみられました。
広報不足・自分で検索しないと分からない
■各館の特徴を知る機会がないのでこちらから検索しなくても良いように、インフォメーションを発信して欲しい(61歳・兵庫県)
■間に合うの? 何も情報がなさ過ぎて…アピール不足では? 開催することだけが大々的にアピールされても何があるのかさっぱり(53歳・大阪府)
■何をするのかさっぱりわからない。万博に対して受け身の人間にももっと伝わるよう、万博に行けばどんなものが見られるのか積極的に紹介して欲しい。(32歳・大阪府)
■サイトを見てもたくさんありすぎて、逆に何があるのか、何に予約が必要なのかなどが分からないので知りたい(58歳・埼玉県)
■詳細をまったくしらないのでどんなものがあるのかもわかりません(34歳・神奈川県)
ネガティブ情報が多い
■行きたいと思っていますが、ネット予約が敷居を高くしています。 自分で調べるのが億劫になっているのも事実です。 TVでのネガティブな放送なども考えもので、もう少し万博を盛り上げるような放送の仕方や、どんなパビリオンがあるかも放送してもらえたらと思います(52歳・兵庫県)
予約方法への不満
■チケットの種類がいろいろあり、まだ把握できていない。もうちょっと分かりやすいと助かる(63歳・大阪府)
■チケットの予約が日にちを決めないと出来ないので予約出来ない。チケットだけ購入しておく方法を作ってほしいです(75歳・兵庫県)
モデルコースや年齢に合わせた情報などが知りたい
■まだ全然調べていないのですが、万博が初めてなので、小学生におすすめな過ごし方や周り方を教えて欲しいです(39歳・東京都)
■体験できることがわかりづらいのでもう少し分かりやすく知りたい!(35歳・大阪府)
■ 1日のモデルコース。おススメのフードやお土産が知りたい(48歳・大阪府)
アンケート回答者の声を、“次の動き”に!
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