2025年4月13日に始まる「大阪・関西万博」について、関西圏と首都圏在住の女性を対象に調査を実施。このレポートでは「行く予定がある」と答えた人が、どんなパビリオンに期待しているのかを中心にまとめます。
本調査の回答者の年齢構成などは、下記の【大阪・関西万博アンケート①】をご覧ください。
【大阪・関西万博アンケート①】関西&首都圏女性の関心は?はこちら
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関西圏では「行く予定」と答えた人が約5割。ひとつのイベントとしては、かなり多くの人が関心を持っていて、地元イベントとしての意識が強いことがうかがえます。一方、首都圏では15%ほどにとどまっており、行くとしても決めるのはこれからとう状況のようです。
「どちらかというと期待している」「期待している」という人で90%程度に。開幕前からニュースなどで万博のシンボルとしての情報も多かった「大屋根リング」については、高い期待が見られました。
万博のメインである「海外パビリオン」。全体に多くの人が期待しており、特にアメリカ、フランス、イタリア、北欧といった欧米各国のパビリオンをお目当てにしている人が多く見られます。※グラフは10%以上選択されたパビリオンを表示
国内パビリオンへの期待も高く、わずかですが海外パビリオンを上回る期待が寄せられています。特に「日本館」への期待が高い傾向がありました。「大阪ヘルスケアパビリオン」が関西圏居住者には期待され、「関西パビリオン」は首都圏居住者に期待されているようです。企業パビリオンでは、パナソニックグループ「ノモの国」パビリオンへの期待が高い様子です。※グラフは10%以上選択されたパビリオンを表示
ほかと比べてやや期待度が低いのが「シグネチャーパビリオン」。特に、来場者の多くを占めるはずの関西圏在住者からの期待感が低いのが気になるところです。その中では一番高かったのは「落合陽一館」です。
その他「ショーやイベント」「スマートモビリティ(空飛ぶ車を含む)」には高い期待が寄せられていますが、「レストラン・フード」「グッズ・おみやげ」への期待がやや低めの傾向が見られました。公式キャラクターの「ミャクミャク」は人気ですが、会場外での販売もあるためか、来場者の期待には結びついていない様子です。
「大阪・関西万博」へのお出かけを予定している人のコメントからは、「子供たちに見せたい」「前回の万博も行ったので今回も楽しみ」「せっかく実施されるので関西全体で盛り上げたい」というような、ポジティブな気持ちが見えています。この期待がかなえられるのかが、今後の盛り上がりも左右しそうです。
■初めて行こうとしているので、どんなものなのかよくわかっていませんが、子どもの勉強になったり、世界のことが知れたり、楽しめたらいいなと思っています(東京都・39歳)
■海外の友人に万博のことを伝えると、子育て中の友人は興味を示していた。イノベーション技術を見せたいようだった。日本の魅力もたくさん見て帰国してほしい(兵庫県・55歳)
■期待はあります。決して安く無いし高い入場料を払ってまで大阪の外れた地域まで行く価値もまだ分かりませんが、皆さんと共有する期間と場所を持ち、楽しみたいです(兵庫県・64歳)
■大阪万博を楽しみにしていますが、テレビのニュースをみていると批判の声も多くあり少し残念です。遊びにいったことを友人や家族に自慢できるような、万博になることを期待しています!(大阪府・28歳)
■ボランティアの海外デビューです 。とても楽しみで大阪の良さを日本の良さを拡散したいです(大阪府・59歳)
■最新技術の展示がとても楽しみ。様々な国のことを子どもたちが知る良い機会になるので、完全制覇目指して通うつもり(大阪府・41歳)
■前回の万博も行きましたので、昔との違いを感じたい(千葉県・75歳)
■これからの未来に向けて色々な国や日本の企業が色々と便利に開発されているものを見るのに楽しみにしています。と、同時にこの万博を開催するにあたり、莫大な費用がかかっていると思います。それはどこからの費用なのかなぁ…と思います(大阪府・52歳)
■自分が小学生の時に花博のパビリオンで3Dを見た感動が残っているので、子供にも普段できない体験をさせたいが、いまいち幼稚園や小学校のママ友の間でも話題に出ないほど盛り上がってないのが残念(兵庫県・48歳)
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