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【主婦】「手作り料理と調理」アンケート(2013年/全国)

  昨年秋、共働き世帯が、単身世帯を除く総世帯の55.3%となり過去最高を更新したと話題になった。そこで、働く主婦が増えるに従って食事はどの程度手作りしているのか、現状を調べてみた。

 全国のミセス673人(専業主婦56.9%、フルタイム勤務18.3%、パート・アルバイト他24.8%と一般に比べ専業主婦が多め)に3食を手作りしているか聞いたところ、全て手作りしているという人が58.2%、2食が32.2%。1食が8.2%だった。特に夕食では、7日間毎日手作りする人が69.7%、6日が18.7%、5日が6.6%と、意外にも7割方が毎夕食を手作りしていると回答。その手作り度合いもほぼ100%手作りが半数近く。

 では「手作り」と思う分岐点を探ろうと、25項目の具体例を挙げて手作りと思うものを選んでもらったら、予想以上に手作りに対する厳しい目が感じられた。例えば、麻婆豆腐の素にひき肉と豆腐を入れて作ったものを「手作り」と思う人は全体で47.4%と半数弱。市販のルーを使ってカレーを作ったのも「手作り」認定は73.8%、カレー粉を使ってルーを自作しても81.8%で、「手作り」の分岐点の詳細を知るには、定性調査が必要だ。

 レトルトや合わせ調味料に「手作り」感が薄いと感じるのは40代以降。予想以上に自分なりの味にこだわる人が多く、レトルトや市販のルーそのままの味では「手作り」と言えないと思うようだ。

 「手作り」の定義を自由回答してもらったら、何か一手間加えることと思う人が最も多く、次いで包丁を使う、味付けをするなどが挙がった。多少なりともオリジナリティを発揮できたかどうかが、「手作り」の分岐点か?

<調査概要>
◆調査時期: 2013年1月8日~15日実施
◆調査方法:リビング新聞公式ウェブサイト「リビングWeb」にてWEBアンケート
◆調査対象:既婚女性
◆サンプル数:673件

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