- 痴漢にあったことがある女性は6割超。その時の年代は10代が57.4%、20代が67.4%と大半を占めた。
- 痴漢にあったとき、周囲に助けを求めるなど積極的な対策ができた人はごくわずか。「何もできずに耐えていた」ことがある人は36.1%で、その理由を聞くと「怖かった」「勇気がなかった」がともに63.8%。
- 痴漢防止対策として、電車内に監視カメラを導入することに「賛成」が約9割。賛成の理由についてのFAでは、「痴漢の抑止」はもちろんだが、「痴漢冤罪対策」「そのほかの迷惑行為などの防止」にもつながるといった声が目立った。 特に痴漢の冤罪を問題視する人は多く、「自分の夫や子どもが冤罪事件に巻き込まれたら…」と心配する意見が散見された。
賛成派・反対派どちらからも出たのは、「満員電車などでは痴漢の現場は撮影し
にくいのではないか? 本当に抑止力になるか?」という懸念。
- 「痴漢をなくすにはどうしたらよいと思うか?」についてのFAでは、監視カメラの導入のほか、「電車の満員状態の緩和対策(時間差出勤・通勤やテレワークなど)」「女性車輛・男性車輛・男女共通車輛(同伴者がいる場合など)の導入」「社内アナウンスやポスターなどでの注意喚起」「痴漢の厳罰化(同時に冤罪対策も必要)」といった意見が挙がった。
【調査期間: 2017.06.28~07.02】
【調査方法: 「シティリビングWeb」にてWEBアンケート】
【集計数 :女性461人(平均年齢:40.67歳)】
産経新聞「女子特区」でも、アンケート結果が掲載されました
2017年7月28日付の産経新聞「女子特区」で、このアンケート結果の一部が取り
上げられました。
http://www.sankei.com/life/news/170728/lif1707280002-n1.html