リビングくらしHOW研究所では、3年前から45歳~54歳のアラフィフ世代の女性をテーマとした研究を、継続的に行ってきた。
アラフィフの不安は、まさに「変わり目」「節目」の不安定さに由来する。その節目を客観的に捉え、次の年代に向けたビジョンをそれぞれが持つことで、次の身体や新しい暮らしに向けた準備=リセットができる、と提言した。では、実際にアラフィフをリセットに向かわせるには、どんな情報・契機が有効だろうか?
私たちは、2017年秋から、ジャンルを「健康」「ヘアケア(白髪対策・ボリューム対策)」「国内旅行」に絞り、協力いただいた企業と共に定性調査・定量調査を実施。ジャンルごとに、アラフィフ女性を動かすメッセージ、届きやすいテーマを考えた。
意識や行動が変わる時は、新たな消費が動く時でもある。アラフィフ世代の意識や行動の変容タイミングはいつなのか、どう変わるのか、を中心に報告する。
MonthlyくらしHOW4月号<2018.04.20>
01 健康意識と行動
- アラフィフの6割以上が「更年期」に抵抗があるが、変化を受け入れると前向きになる
不安から自覚→受容→対策へのプロセスをつかむ - 食生活・運動など生活改善系の情報は、受容が進む50歳前後に
02-1 ヘアケア 白髪対策
- 白髪が増えると価格指向が強まる
「染める回数が減る」をキーワードに
02-2 ヘアケア ボリューム対策
- 気にはなるが、まだ先のこと…
ウィッグは利用・購入のイメージづけが必要
03 国 内 旅 行
- 自分のための旅行が再開!
『のんびり』+『充実旅』で、動き始めた旅心をつかむ
更年期の健康意識と行動【2018】のレポートはこちら
ヘアケア 白髪対策事情【2018】のレポートはこちら
髪のボリュームダウン対策【2018年】のレポートはこちら
国内旅行事情【2018年】のレポートはこちら