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~環境問題についてのアンケート~
主婦が最も心掛けているのはエコバッグ持参
ごみ削減・分別も意識

 リビング新聞グループのシンクタンクである株式会社リビングくらしHOW研究所(所在地: 東京都千代田区、代表取締役社長 細井英久)では、全国の既婚女性を対象に「環境問題について」の調査を実施。環境のために心掛けていることや、取り組みたいとは思うができていないことなどを聞きました。

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環境問題についてのアンケート

 

関心が高い「地球温暖化」や「プラスチックごみ問題」
約8割の主婦が“エコバッグ持参・水の出しっぱなしに注意・電気をこまめに消す“を実践

 

 環境問題に「とても関心がある」「やや関心がある」という人が約9割(グラフ1)。気にしている環境問題のトップは地球温暖化です(グラフ2)。その次に気にしている人が多いのが「プラスチックごみによる汚染」64.3%、「川・海の汚染」56.1%。海洋プラスチック対策がG20大阪サミットで議題になったり、さまざまな企業が脱プラスチックへの取り組みを始めたことがニュースになったりしている中、主婦の関心も高い様子です。
 環境を意識して行っている割合が最も多いのは「エコバッグ・買い物袋の持参」83.5%(グラフ3)。節約にもなる「水の出しっぱなしに注意」「電気をこまめに消す」も、主婦の約8割が気を付けています。
 また、ごみ削減につながる「マイ水筒・ボトルを持ち歩く」「不要な包装は断る」や、ごみ分別、リサイクル商品・詰め替え商品の購入も5~6割の人が心掛けています。

 

取り組みたいが、なかなか実践できない理由は、利便性や手間
やり方や効果などについての疑問も…

 

 環境問題を意識して取り組みたいとは思っているけれど、普段あまりできていないことを聞いたところ、上位は「ペットボトルではなく、ビン・紙パック入りを買う」「生ごみを自宅で処理」「マイカーの使用を控える」「使い捨てプラスチック製品の使用を控える」で、どれも2割台が気にしています(グラフ4)。取り組めていない理由をフリーアンサー(下記)で聞くと、利便性や手間の問題を挙げる人が目立ちます。「どれくらい効果がある?」「やり方が分からない」といった疑問を感じている人も見られました。

 

なかなか取り組めていない理由

<ペットボトルではなく、ビン・紙パック入りを買う>
一度に飲めないので、キャップを閉められるものが便利(59歳)
安いもの、軽いものを買ってしまうので(45歳)
ビンは重く割れると危ないと避けてしまい、なるべく紙パック商品があればと思いますが自分が購入するものでは、ない商品が多い(37歳)

<生ごみを自宅で処理>
ゴミの処理に時間がかかることと場所の確保ができないことが原因で、手を出せずにいます(37歳)
自宅での生ゴミの処理の仕方を知らないから(29歳)
処理をする道具を購入しないといけない。置く場所がない(64歳)

<マイカーの使用を控える>
坂の多い場所に住んでいて、バスの本数も停留所も不便なため、車は必須です(52歳)
自転車で行ける場所でも、まとめ買いをするので、車で行動してしまう(46歳)

<使い捨てプラスチック製品の使用を控える>
どうしても便利で衛生面でも安心できる使い捨てストローやスプーン、容器を使ってしまう(34歳)
日常的にプラスチックに囲まれて生活しているので、大幅に減らすことはすぐにはできないと思います。 世間全般が脱プラスチックになったら、率先して実行したいと思っています(62歳)

 

【調査概要】

期間:2019.7.31~8.4 / サンケイリビング新聞社公式サイト「リビングWeb」「あんふぁんWeb」「シティリビングWeb」でのアンケート

調査対象:全国の既婚女性

集計数:846人

【回答者プロフィール】

20代6.0% 30代27.2% 40代25.7% 50代23.0% 60代以上18.1% / フルタイムワーク26.2% パート・アルバイトワーク25.8% 専業主婦44.8% そのほか3.2% / 子どもがいる73.9% いない26.1%   

データは小数点2位以下四捨五入

女性を起点に、夫、子ども、親世代などあらゆる層にアプローチ

リビングの生活者ネットワーク

参加者約1,301,000

媒体への共感と信頼をベースに、調査やプロモーションに積極的に参加し、時に情報発信者にもなるメンバーがそろい、
各種調査だけでなく、プロモーション活動全般の基盤となります

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