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【千葉県】ご当地キャラクターの2つの役割魅力PRと、県民と県との橋渡し

全国各地にご当地キャラクターがいますが、上手に活用されていないという話も聞こえてきます。そこで、千葉県マスコットキャラクターの「チーバくん」の状況についてご紹介します。

チーバくんには大きく2つの役割があります。その1つは、千葉の魅力のPR。もともと2010年の千葉国体のマスコットキャラクターとして誕生したチーバくんですが、その後、県の公式マスコットキャラクターに昇格。それ以来「千葉の魅力のPR」のために、県内外でのイベント参加やテレビ出演、イラストを活用した各種プロモーションなどによって、千葉の魅力を発信しています。

そしてもう1つの役割は、県民と県との橋渡し。特に、県民の皆さんが県の魅力を再発見してくれることを期待しています。例えば、毎年夏休みに開催している「もの知りチーバくんin中央博物館」というイベント。チーバくんが博物館の学芸員と一緒に館内ツアーを行うのですが、これにより、中央博物館に初めて来場したというファンも多く、改めて千葉の魅力を知るきっかけとなっています。

今年(2017年)で誕生から10周年のチーバくん。これからも千葉県のシンボルとして活躍して欲しいものです。


髙橋輝子さん
千葉県総合企画部報道広報課主幹
(兼)千葉の魅力発信戦略室長




PROFILE:
千葉県庁入庁後、企画政策課、報道監(広報企画・インターネット担当)、知事室、経済政策課等を経て、2014年4月より現職。公共コミュニケーション学会理事。

 

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