柏市・松戸市・我孫子市・流山市・野田市の魅力調査
サンケイリビング新聞社が発行する『リビングかしわ』では、「東葛5市『街LOVE』度 調査」を実施。創刊35周年を機に改めて、配布エリアである、柏・松戸・我孫子・流山・野田の東葛5市に在住・在勤する読者に「あなたの街の魅力は?」と質問し、有効回答数392のリアルな声をまとめてみました。
調査は、リビング新聞・Web・ファクス・封書・イベント会場で実施。
「住んでいる市の魅力」「暮らしやすさに対する満足度」「地元の好きな店」など、約40項目を総合的に分析しています。
生活者の実感を浮き彫りにする分析で
調査内容は、『住んでいる街における生活上の魅力』に加え、百貨店・駅ビルは?などの『暮らす楽しさ、便利さ』、交通・アクセスは?地域の交流は?などの『快適で安心な暮らし』、妊娠から出産までのサポートは?などの『子育て・教育について』
の大分類をし、5点満点で評価を付けてもらいました。
また、『あなたの住んでいる市のキャッチコピーをつけて』という質問には、「わたしの生活に潤いを。柏まいらぶ」「ぐんぐん新しい緑と食と進化の街」「美しい枝豆の街!ようこそ野田市へ!」など、ユニークな回答がたくさん届きました。
地元代表の読者とホットな座談会を実施
お互いの市の“魅力を共有しあう場面”が
一方、より具体的な状況や意見をヒアリングするために読者座談会を実施。リビング新聞が各地で組織する読者レポーターの中から東葛5市それぞれの代表を選定し、ヒヤリングを実施しました。
リビング新聞を制作する際に、いつもホットでリアルな街の事情を提供してくれる彼女たちの意見はとても現実的で、街への愛もたっぷり。魅力を語り合う中で、それぞれの街自慢になるのかな?と思っていたところ、柏市在住の読者からは、「子どもが我孫子の公園が大好きで、夏休み何度も足を運びました」など、他市の魅力を言い合い、共感しあう場面も。女性は住んでいる地域だけでなく、“近隣市町村に対する関心が高い”ことを実感しました。
意外と気付かない!? ミセス発掘の街の魅力が
地域連携・自治体のリアルなPRになる
見本紙を自治体へお届けすると、「私たちがイメージしている反響と違う」「こんな観点で住民の方はとらえているとは思わなかった」「私たちが気付いていない魅力がまだまだある」など、担当者の反応は意外。
ミセスは暮らしと密接な関わりを持つ行政サービスの動向に対し、とても高い関心を持っています。そのミセスを読者組織としてフル活用し、日々コミュニケーションをとっているのが、地域に密着した生活情報紙「リビング新聞」。だからこそ、生活者の視点で答えてくれる読者アンケートや座談会はとってもシビアです。
また、その声こそがリアルな街の活性化やPRへとつながるのではと思います。今回、近隣の5市を比較したことで見えてくる、その街だけの特徴も見える化できました。東葛5市でそれらを共有することで、今後の地域連携にもつながっていくのではないかと思っています。
(サンケイリビング新聞社・東葛本部編集長/飯塚香織)
●東葛5市『街LOVE』度 調査(2017年6/22 ~ 8/1)
【調査・まとめ】リビングくらしHOW研究所
【方法】紙面、Web、ファクス、封書、イベント会場
【対象】柏市、松戸市、我孫子市、流山市、野田市の在住・在勤者