2015年~2016年にさいたま市が協働発行した「さいたま市暮らしのガイド」は、AB判・54ページ(片観音開き)と、行政ガイドでは異例のサイズと薄さ。
「前年までのガイドが160ページもあり検索性が低かったので、転入者向けに変更し、本当に必要な情報に絞りました。転入時に窓口で配布する冊子の多くがA4判のため、重ねたときに一番上になるよう縦が短いAB判に」と、さいたま市市長公室広報課・関口裕介さん。
膨大な行政情報を削るのは苦労もあったはず・・・。「転入時に必要な情報だけに絞り、ほかの冊子と重複しているものを省いたらここまでスッキリできました」。
サンケイリビング新聞社との協働で
アンケートと市民サポーターを活用
街情報ページでは、市内に事業所を持ち、媒体を発行しているサンケイリビング新聞社だからこその情報量・人脈を活用した特集を掲載。イラストマップを中心にした「街さんぽ」では飲食店スタッフなどが実名・顔写真入りで登場し、転入者の歓迎ムードを醸成しました。
また、市民アンケートを実施したほか、先輩市民による市民サポーターを募集・運営し、本ガイドに最大限に活用。「さいたま市ここがイイね!ランキング」では、市民アンケートの結果を元に「さいたま市の魅力」を行政・民間の分け隔てなくランキングで発表。市民サポーターが実名・顔写真・コメント入りで紹介しました。
地域を知り尽くしたサンケイリビング新聞社が行政と市民と一緒につくった暮らしのガイドは、発行後の市民アンケート・座談会で「役に立つ」と市民から高く評価されています。
※2016年、市民サポーター応募38人、市民アンケート546件
表紙は市のPRキャラクター「つなが龍 ヌゥ」。「街さんぽ」は大きく2エリアで展開。
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各種調査だけでなく、プロモーション活動全般の基盤となります
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