埼玉県・比企地域は、清流や里山といった豊かな自然や有機農業や地酒のほか、和紙などの工芸品などの地域資源が豊富な地域です。
そんな比企地域をフューチャーする埼玉県の『HIKIつける魅力再発見プロジェクト事業』(事業受託:サンケイリビング新聞社)。
この事業では、「農」と「食」にスポットをあて、比企の定番メニューを開発するために、野菜や果物を使った「HIKIサンド」の開発を進めていますが、そのキックオフイベントとして、「HIKIパン&フルーツ ベジタブルParty」を7/24(水)に東京都千代田区のNagatacyo GRID(永田町グリッド)で開催しました。
ハードパンのカリスマの講演と生産者の生声で、食材への知識を深める
当日は、634人の応募の中から選ばれた45人と生産者を含む54人が参加。
西那須に店を構えるハードパンのカリスマシェフ・平山翔さんのパンと、比企でとれた野菜や果物、それらを使ったペーストやジャムを、自分でオリジナルに組み合わせて試食を楽しみました。
第1部では、埼玉県川越比企地域センター東松山事業所・安藤智美さんから比企地域の“食”と“農”の紹介をしていただいた後、カリスマシェフ・平山さんによる「パンと食材の美味しい組み合わせセミナー」を開催。
一般的にどんな種類のパンにはどんな食材が合うのかをレクチャーしていただいたほか、意外性のある組み合わせがマッチする場合もあるので色々と楽しみながら試してみてほしいなど、パンのプロの目線からご提案をいただきました。
第2部では、生産者を迎え、くらしHOW研究所・所長の滑川恵理子による公開取材を実施。
数年前に移住し新規参入で営農を開始したという女性から、創業200年を超える老舗醤油店の12代目まで、ジャンルも経歴もバラエティーに富んだ6人の生産者が登壇。
それぞれの事業に対する取り組みや、地域活性化のための施策、今後の展望等をインタビュー形式で掘り起し、参加者へPRしました。
生産者から直接話を聞ける貴重な機会に、参加者の顔も真剣そのもの。食材の特徴はもちろん、生産の背景ほか、作り手の熱い想いもしっかりと参加者に届いたようです。
さまざまな組み合わせを楽しみ、お気に入りの味を探す
たくさんの知識を詰め込んだ後は、実際に試食。
どの食材がどのパンに合うか。どんな料理法が面白いか。
参加者の皆さんは興味深い表情で、色々なパターンの食べ方を試していました。
比企地域の9市町村から集まった新鮮野菜は、最低限の調理のみで提供。埼玉県「地域デビュー楽しみ隊」のメンバーであり、料理教室講師の星野弘子さんが比企地域の食材で作ったペーストもテーブルに華を添えました。
「野菜がとっても甘いですね。娘はいつも、こんなにパクパク野菜を食べてくれないんですよ」と、新宿区から親子で訪れた翁長さん親子。
「ハード系パンに柚子のクリームチーズが気に入りました! 自分ではやらないだろうという組み合わせも楽しめてよかったです」
「比企地域の事は、実はまったく知らなかったんです。こんなにおいしくて力強い野菜や果物があるなんて。ステキな場所なのですね」と、2人で参加をした大脇さんと高橋さん。
比企地域の食と農についての知識を深め、実際に食材を見て味わい、それぞれを組み合わせて自分自身のお気に入りの味を探し出すー。
とても有意義なキックオフイベントとなりました。
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